個人情報保護方針について
業務のご案内
事務所概要
事務所通信
採用情報
お問い合わせ
文書作成日:2017/07/27
個人情報保護法改正を受けた医療・介護関係者のためのQ&A公開

 改正個人情報保護法が5月30日に施行されました。

 これに伴い、厚生労働省は、医療機関や介護関係事業者等が行う個人情報の適切な取扱いを支援すべく、具体的な留意点や事例等を示したガイダンスを公開しています。


厚労省「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス(平成29年4月14日通知、同年5月30日適用)」

厚労省「「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」に関するQ&A(事例集)(平成29年5月30日適用)」


 ガイダンスでは、対象となる個人情報の範囲や患者・利用者窓口の設置等の責任体制の明確化について、遺族への情報提供や研究・診療への情報活用の場合の考え方等について指針が示されている他、通知や提供、記録の作成、確認、開示等における義務等についても言及されています。


 また、Q&Aは上記ガイダンスに沿った事例集形式でまとめられ、より現場感覚に近い対処方法が示されています。例えば以下のような事例が掲載されています。

【医療機関】
  • 意識不明の患者が搬送された場合、付き添っていた家族から本人の病歴等を聞き取ることはできますか。
  • 患者の診療記録等を他の医療機関等へ提供する場合、改めて本人から同意を得る必要がありますか。
  • 患者・利用者の病状等をその家族等に説明する際に留意すべきことは何ですか。
  • 学校医として生徒の健康診断を行った場合、診断結果を学校に提出することは第三者提供に該当するのでしょうか。
【介護施設】
  • 介護保険施設の入所者が、他の介護保険施設に移動する際に、移動先の施設の求めに応じて入所者の個人情報の提供を行う場合は、本人の同意は必要なのでしょうか。
  • ホームページや機関誌に、行事などにおける利用者の写真を掲載する場合、本人の同意を得る必要はありますか。また、介護保険施設内に写真を展示する場合はどうでしょうか。
  • 市役所から、介護保険の手続きのため、主治医の診断書の提出を求められました。患者の同意を得ずに、診断書を提出して良いでしょうか。


 今回の改正により、取り扱う個人のデータ数に関わらず、全ての個人情報取扱事業者が個人情報保護法の対象となっています。このガイダンスを用いながら、改めて情報の取扱い体制について確認されることをお勧めいたします。


参考:
厚労省「厚生労働分野における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン等」


※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
  本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。